障害者スポーツ選手「加藤啓太」
 街頭募金をやっていま〜す!

 ボッチャ(BOCCIA)という競技は、決められたコートの中で、ジャックと呼ばれる白いターゲットボールに、個人、ペア、団体に分かれて投球し、ジャックにどれだけボールを近づけるかを競う競技です。 障害でボールが持てない人、投球できない人には投球器具(スロープ)がつかわれます。 これは競技者が主体でゲームを進めていくためです。 この競技はパラリンピックの正式種目でもあります。

 私は3年後の北京パラリンピック出場を目標にしています。今私は、最年少で2年連続日本4位です!!パラリンピックの出場権は世界12位以内に入らなければいけません。まだ日本人選手がボッチャでパラリンピックに出場していません。私が出場することにより、野球少年や不登校になっている少年少女を勇気づけられたらいいなあと思っています。そのために毎日必死に練習に励んでいます。
 ただ、助成金の削減のため、数々遠征に出かけると、旅費や諸経費がかかってしまい、自分たちの資金だけでは賄っていくことはできません。海外遠征含め、年間300万以上必要になっています。現在、企業のバックアップも難しい状態です。そのため街頭募金や、郵便で募金を心より承っております!

(連絡先)
 〒462−0023 名古屋市北区安井4−10−12  
 TEL:(052)913-2947
 携帯:080-5137-2008 (携帯)E-mall:lovevictory-road2008@ezweb.ne.jp
 (PC) E-mall:victory-chance.boccia@nifty.com    
 名前:加藤 啓太(かとう けいた)






1.加藤啓太の自己紹介

 加藤啓太  昭和62年9月5日生  17歳  現在、愛知県立名古屋養護学校在籍

・ボッチャの経歴
 2001年9月・・・ボッチャに出逢いました。
 2002年2月・・・愛知ボッチャ大会に出場     3位入賞
 2002年10月・・・あいちボッチャ選手権に出場    4位入賞
 2003年8月・・・日本選手権に出場     37人中16位
 2003年10月・・・あいちボッチャ選手権に出場   ベスト8
 2003年12月・・・U−19アジアフェスピックユース大会   日本代表メンバーに召集
 2004年1月・・・ジャパンカップに出場    8人中4位入賞
           ジャパンカップというのは、日本の強い選手8人でのリーグ戦。
          私は「将来有望な選手」として全日本監督から推薦で出ました。
          4位という結果は誰も予想していない好結果でした。
 2004年6月・・・西日本強化合宿 西日本指定強化選手として召集 最年少で
 2004年9月・・・日本選手権ベスト8 史上最年少
 2004年9月・・・毎日新聞に掲載された
 2004年10月10日・・・あいちボッチャ選手権大会出場予定


2.ボッチャの説明

 皆さん、脳性麻痺者がパラリンピックの出場権を争って戦う姿をご覧になったことはありますか。手や足も動かない人達も『パラリンピックに出たい!』という思いや希望が出てきました。数十年前は脳性麻痺者がスポーツをやろうと思わなかったでしょう。なぜなら車椅子バスケットボールや陸上、水泳どれも細かな技術とスピードを求められる競技ばかりでした。
 そこで重度心身障害者でもできる競技が1980年代頃にヨーロッパで生まれました。その名は「ボッチャ」です。よく「ぼっちゃん」と間違える人も少なくはありません。それは日本に普及して間もないからです。

 「ボッチャ」というのは、球技です。白ボール1個、赤ボール6個、青ボール6個、計13個で試合をします。ボッチャは基本的に室内で行います。コートの広さは、バトミントンコートとほぼ同じ縦12.5m、横6mです。最初、ジャックボールと呼ばれている白いボールを投げます。ジャックボールは絶対赤の人が投げます。ジャックボールというのは、いわゆる親玉です。次に赤ボールを投げ、その次に青ボールを投げます。それからは遠い方から投げ最終的に近い方が勝ちといういたって簡単なルールです。
 ジャックボールや自分のボールや相手のボールに当てても結構です。得点の取り方は相手の一番ジャックボールに近いボールの中に自分のボールは何個入っているのかで決まります。それを競技方法により総合得点で勝負を決めます。それでは投げられない人は、どうやって投げたら良いのでしょうか。それは、『ランプス』という戸井のように長いものを使用し転がしていきます。私もこのランプスで競技をします。


3.体験談

これは、よく皆さんから聞かれる質問です。

1.どうして日本代表なれましたか? ・・・全日本の監督とコーチに素質をかわれたからです。
2.海外遠征で困ったことはありましたか? ・・・日本語が通じなくて試合でイライラしました。
3.海外遠征で1番辛かったことは何ですか? ・・・10日間同じ食事だったことです。
4.海外遠征で1番楽しかったことは何ですか? ・・・各国の選手とふれあえたことです。
5.海外遠征を経て自分が変わったとこはどこですか? ・・・試合のとき、落ち着きが出ました。
6.挫折はありましたか? ・・・ありました。
7.ボッチャはどういう存在ですか? ・・・心の支えになります。


4.どうボッチャを通じて障害者が社会参加をするのか?

これは、あくまで加藤啓太の意見です。

ボッチャには、競技での楽しさ、おもしろさの他に3つの素晴らしい効果があると思われる。
 養護学校に通う重度脳性麻痺者は両親に暖かく包まれている。そうしたとき、自己選択、自己決定の経験が少ないと思う。それを補えるのは、ボッチャではないか。なぜなら、ジャックボールにどう相手より近づけたら良いのかを頭で考え、行動する。すでにこの段階で1つ目の重要な効果である、自己選択、自己決定ができているのではないか。
 2つ目は、地域への社会参加だ。重度脳性麻痺者は、地域進出に消極的だ。ボッチャを通じ、地域とのふれあい・情報交換の場を提供できると思う。ボッチャが大好きで『練習がしたい』と思うようになれば、名古屋市には障害者スポーツセンターがある。そこは無料だ。それに各区にスポーツセンターがあり、費用がかかるがそこを利用することは可能だ。
 3つ目の重要な効果は、競技性があり目標に向かう。そうすると自然にパワフルになる。強くなりたいなら強化合宿や遠征に行く。それが社会参加になる。

 ボッチャをこういう視点から見ると非常に素晴らしい障害者スポーツだ。


5.加藤啓太のボッチャの経歴

 2001年9月・・・ボッチャに出逢いました。
 2002年2月24日・・・愛知ボッチャ大会出場    3位入賞
 2002年10月13日・・・第1回あいちボッチャ選手権大会出場 4位入賞
 2003年7月25・26日・・・あいちボッチャ強化合宿
 2003年8月23・24日・・・第5回日本選手権大会出場 37人中16位
 2003年10月12日・・・第2回あいちボッチャ選手権大会出場 ベスト8
 2003年11月28〜30日・・・U−19アジアフェスピックユース大会前強化合宿
 2003年12月19〜28日・・・U−19アジアフェスピックユース大会

 2004年1月10・11日・・・ジャパンカップ出場(8人中4位入賞)
                  ジャパンカップというのは、日本の強い選手8人でのリーグ戦。
                  私は「将来有望な選手」として全日本監督から推薦で出ました。
                  4位という結果は誰も予想していない好結果でした。
 2004年2月11日・・・横浜のトップクラスと練習のため日帰り遠征
 2004年3月14日・・・横浜のトップクラスと練習のため日帰り遠征
 2004年5月9日・・・横浜のトップクラスと練習のため日帰り遠征
 2004年6月19・20日・・・あいちボッチャ強化合宿
 2004年6月26・27日・・・西日本強化合宿 西日本強化指定選手 最年少
 2004年7月19日・・・街頭募金実施
 2004年9月3〜5日・・・第6回日本選手権出場 ベスト8 史上最年少
 2004年9月6日・・・毎日新聞に掲載された
 2004年9月17日・・・同朋大学の講師
 2004年10月10日・・・あいちボッチャ選手権大会出場 優勝
 2004年10月11日・・・街頭募金実施
 2004年11月30日・・・ジャパンカップ出場決定通知
 2004年12月11・12日・・・西日本強化合宿 西日本強化指定選手 最年少

 2005年1月6日・・・毎日新聞に掲載された
 2005年1月6日・7日・・・ジャパンカップに出場
                 8人中4位入賞
 2005年3月13日・・・横浜に器具調整のため遠征
 2005年4月3日・・・横浜に独りで遠征(練習試合)
 2005年4月29日・・・街頭募金活動復活
 2005年5月9日・・・全日本強化合宿強化指定選手に選出された
 2005年5月11日・・・中日新聞に掲載された
 2005年5月15日・・・横浜に日帰り遠征(練習試合)
               6月25・26日の関東選抜大会に選出されたが辞退
 2005年5月17日・・・ユーガッタCBC「大石で行こう!」に出演
 2005年5月19日・・・読売新聞に掲載された
 2005年5月20日・・・万博瀬戸会場 海上広場 ステージ及びブース出展
 2005年5月21日・・・毎日新聞・読売新聞・中日新聞に掲載された
 2005年5月28日・・・コメダ安井店・イエローハット安井店 募金箱設置
 2005年5月31日・・・ももたろうパソコン教室浄心校 募金箱設置
 2005年6月1日・・・「フーテン野郎のホームページ」に加藤啓太のページ 開設
 2005年6月4日・・・イエローハット犬山店 募金箱設置
 2005年6月6日・・・デイリーヤマザキ中小田井店・ゲオ犬山駅東店 募金箱設置

毎日新聞:http://www.mainichi.co.jp/universalon/clipping/200409/124.html
       http://www.mainichi.co.jp/universalon/clipping/200505/316.html
中日新聞:http://www.chunichi.co.jp/expo/local/050521T0100007.html
読売新聞:http://srd.yahoo.co.jp/PAGE=P/LOC=P/R=6/*-http://expo.yomiuri.co.jp/news/abp050519_5.htm

加藤啓太 ボッチャの競技中

〈今後の予定〉
 2005年6月17〜19日 全日本強化合宿
 2005年7月16・17日 西日本強化合宿
 2005年8月19〜21日 日本選手権大会出場



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